必要な事業資金の金額はどうして計算する?

事業資金の計算にはまず調査が必要

事業を始める際に、必要な事業資金の計算はどのようにすればよいでしょうか。基本的にそれには、「調査」が必要です。というのも、何の事業をするにも最初は何らかの出費が必要となりますが、何にいくらかかるのかがわからなければ、計算のしようがないからです。

「これぐらいの広さの事務所を借りる場合に、保証金と毎月の家賃はいくらぐらいなのか?」「ある機械が必要だが、それにはいくらぐらいかかるのか?」「広告宣伝を外注したいが、いくらぐらいでやってもらえるのか?」など、事業の開始から毎月の運営までをシミュレーションすると、必要な物やサービスがリストアップできます。ですから、それら1つ1つの金額を調べ、積み重ねていきます。そうすれば、開業に必要な資金と、毎月の運営費を見積もることができるのです。

事業資金は余裕を持たせることも重要

開業のための資金と、毎月の運営のための資金、それからそれとは別に、自分の毎月の生活費を合わせたものが、通常は必要な事業資金となります。ただし、十分な調査をすれば開業のための資金はある程度正確に把握できますが、毎月の運営費と自分の生活費をどれくらい先まで用意しておくかは、あくまで「予想」するしかありません。毎月どれくらいの利益が出て、そのうちのどれくらいを生活費に充てられるかは、未知数だからです。

ですからそこは、余裕を持たせた計算をすることが重要です。「半年は利益が出ないだろう」「1年は生活費の半分しか稼げないだろう」など、厳しめの計算をしておいた方が無難ではないでしょうか。現金が回らなくなればその事業は続けられませんので、資金にも余裕を持たせることが重要なのです。