金融機関を納得させる事業資金計算書の作り方

事業計画がしっかりしている事が大事

事業を立ち上げるにあたって金融機関から資金を借り入れる際に最も大切な事は、事業計画自体がしっかりしている事です。何処で、何を、誰に売るのか。また、競合状態はどうなっているのか、リスクとリターンは釣り合っているのかといった事が把握できているかどうかが肝要です。そのうえで、開業に必要なイニシャルコストと事業を継続させる為のランニングコストがどれくらい必要と考えているかを説明する事が大切です。肝心なのは、コストの計算に明確な根拠がある事です。根拠さえ明確になっていれば、資金の計算が多少ラフであっても構いません。あとは金融機関の方がシミュレーションを行ない、必要な資金を算出してくれます。一番大切なのは、自分が立ち上げたいビジネスが利益を生み、きちんと借入金を返済できると金融機関を納得させる事です。

いろいろな状況を想定しておく

次に大切なのは、いろいろな状況を想定しておく事です。ビジネスシーンにおいて計画通りに物事が進むことは、まずありません。その為、計画に対し、売上が90%だった場合、80%だった場合を想定し、計画を達成しなかった場合でも、きちんと資金を返済できる計画を組み立てる事が大切です。また、計画が未達だった場合だけでなく、110%や120%に伸びた場合に必要なコストも計算しておきましょう。売上が伸びれば、その分の材料費などのコストも増え、場合によっては人手も必要になり人件費もかかるからです。このように様々な状況を考え、シミュレーションしたうえで資金計画を立てておけば、金融機関の納得感も高くなり、融資を受けられる可能性が高まります。